アレルギー対応のケーキづくりがきっかけ

「誕生日に子供にケーキを食べさせることができない」と多くのアレルギー患者家族の声を聞き、最初は勉強してケーキ作りを始めました。全国から同じ様な相談が来るので、ショートケーキやバースデーケーキを冷凍で宅配する仕組みを作りました。

自社工場の専用ラインでほとんどのものを開発、製造

また、同時に給食が食べられず、ほとんどのお子さまが給食のメニューに合わせてお弁当を作り持参していました。ご苦労の多い保護者さまのお役に立てればと、様々なお惣菜を作る様に。現在は、卵、乳、小麦、大豆などのアレルギーにも対応したパン、スイーツ、お惣菜など、自社工場の専用ラインを持ち、ほとんどのものを開発、製造を行っています。

食物アレルギー対応の安全で簡単、美味しいメニューを届けたい

工場隣にある店舗に小さなカフェを併設し、アレルギーの子供たちの喜ぶ姿を見るとともに、その心の動きも身近に感じて、食物アレルギーに関わる様々な市民活動も家族と共にしてきました。 その様な経験から、“食物アレルギー患者家族を、愛情こめておもてなしをする”ために、安全で、簡単に、美味しいメニューを提供できるよう、ホテル、レストランでの食物アレルギー対応調理の現場を陰から支えて行けないものかと考えるようになりました。

外食は食べたいメニューを選択するにはほど遠い状況

実際に仕事としている私たちでさえ、卵や乳製品、小麦や大豆を使わずに製品を開発・調理することはなかなか大変なこと。何しろレシピがなく、全てが開発しながらの商品づくりでした。 まして、微量な混入でも症状の出やすい患者向けに、設備や人員を確保することや、調理そのものを学ぶことにも莫大な経費と時間がかかります。でも、私達は患者家族の笑顔と出会いながら、新しいことにチャレンジできることを楽しみながら、コツコツと取り組んできました。世の中では、食物アレルギーが増え続け、同時に少しずつ対応が進んではいますが、まだまだ充分とは言えません。特に、外食は食べたいメニューを選択するにはほど遠い状況と言えます。

宿泊にアレルギー対応が不安で行けない…。施設側も受け入れが大変な事実が

さらに、特別な日に家族みんなで旅行に行こうと思っても「食物アレルギーがあり、宿泊先との打ち合わせに手間がかかって食事も実際に安全か分からず怖くて行けない」との声も聞かれます。 きっと、ホテルや旅館側でも同じようなことを思っているのではないでしょうか?何しろ、食物アレルギーは個人差があり、要望も多種多様。同じ日に何人ものアレルギー対応食を要望通りに対応しようと思ったら、混乱するに違いありません。困り果てて、「全部やめてしまえ!」と思いたくなる気持ちもよく分かります。

 

アレルギー疾患を理解し、特殊な調理も身につけ、複数の注文を柔軟な気持ちでこなすのは至難の業です。

決まった人に提供する給食とは違い、はるかに高度な技術が現場に求められるのです。アレルギー対応食の難しさがそこにあります。ご家族やお孫さんと宿泊旅行、至福のひと時です。ご家族が美味しい食事を囲み楽しい時間を過ごす事はこの上ない喜びですね。これだけ食物アレルギー人口が増えれば、こうしたことでお困りの方もたくさんいらっしゃると思います。 お客様の声を聞くと、金銭面で宿泊を断念するのではなく、食事がままならず気軽に宿泊できない、というのが現状です。中には、アレルギー対応食不可のため「食事をご持参ください」と宿泊施設側から頼まれることも。するとご家族はのんびり楽しむどころかやることが増え、せっかくの息抜き旅行が疲れ果てて帰宅という形に。結果、つい旅行から足が遠のいてしまいます。

アレルギーでお困りの方々をハッピーにする取り組みに “縁の下の力持ち”としてお役に立ちたい

いつも頑張っているアレルギー患者のご家族、お友達とグルメ旅行にも行けず不便を感じている方が、手ぶらで宿泊し、憧れていたお食事ができたら、どんなに喜ばれることでしょう。そんなお客様の笑顔に触れ「また来ます」と言ってもらえたら… 宿泊施設としても、料理人としても本望ではないでしょうか。 そんなお困りの人々を幸せな気分にする取り組みに、“縁の下の力持ち”としてお役に立ちたいと考えております。 私たちの作るメニューは、食物アレルギー対応、グルテンフリーご希望の方、ベジタリアン対応など、幅広くご利用いただけます。今後も、世界中から訪れるお客様の小さな声にもお応えできる、夢が広がる食を目指し取り組んで行きたいと考えています。